水無月の雨と花
2018年 06月 06日
雨といえばツユクサがつきものですが、山田池公園では、ツユクサはどちらかといえば晩夏から初秋の花。
そのかわりに、トキワツユクサ(常盤露草 Tradescantia fluminensis/ windering jew)が咲いています。
ところがことしは、繁殖力のおおせいなこの雑草が、公園での勢力争いに負けつつあるのです。
勝っているのは、
ドクダミ(Houttuynia cordata/ fish mint, chameleon plant, heart-leaved houttuynia)で、
水無月の公園は、まさにドクダミの季節。
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雨が止み、晴れ間がのぞいたかに見えたお昼すぎ、やったあ、とばかりに公園へ歩きにいきました。
最近は、少々の雨なら傘をさして歩く人の姿はちっとも珍しくありません。
天気雨のような小粒の雨が降ってはいたものの、花しょうぶ園も予想以上の人出…。
そういえば、おなじアヤメ科でもあの小さなニワゼキショウ(庭石菖菖 Sisyrinchium rosulatum/ blue-eyed grass)の、
「アルビーノ」(白色)をことし初めて発見。
いずれにしても、花の色がバラエティに富むニワゼキショウは、そろそろ姿を消すころです。
雨の公園はいつもより人が少なく静かなので、大雨でないかぎりわたしは好んででかけます。
この先しばらくは、傘をさしながらの散歩がつづくのでしょう。
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by life_at_parkside
| 2018-06-06 16:56
| meadows
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