黒い妖精

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夏、小川のそばの薄暗い小径で逢う妖精たち…。

散歩道をそれて脇道に入ると、ハグロトンボ(羽黒蜻蛉 Calopteryx atrata)に出逢えます。
糸のごとく細い体は、雌は黒く、雄は玉虫色で、どちらも漆黒の翅を閉じたまま、
枯れ葉や石のうえで静止しています。

目が慣れると、ここにも、そこにも、あそこにも、多いときには十数匹も…。
ただし、人の気配には敏感です。
またたくまに目のまえから消えますが、低いところをヒラヒラ飛び、まるで蝶のよう。
いえ、その姿は蝶というよりも、妖精のようなのです。
ほんの束の間ですが、妖精譚が伝えられるアイルランドの森に迷いこんだような、
そんな錯覚におちいります。



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しばし猛暑のことさえ忘れて、
木洩れ陽を浴びて浮かびあがったハグロトンボに妖精の姿を重ねていると、
ミーンミンミンミン…
いっそう大きくなった蝉時雨に、現実の世界へ呼び戻されました(笑)。









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by life_at_parkside | 2018-08-04 22:38 | wildlife | Trackback | Comments(0)