台風チェビーの爪痕

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日本列島を襲う台風が、年々、大型化しているのはまちがいありません。
21号のチェビー(Jebi)は、恐ろしい勢いで公園の樹々を揺さぶり倒しながら去りました。

太い幹が裂けるようにして折れたのは、
コナラ、クヌギ、ヤナギにサクラなど、四季折々の姿を見せてくれる無数の木。
背の高いポプラは風にそよぐしなやかさを持っていても、先端に近い枝が何本も折れています。

いっぽう、クスノキやドイツトウヒなど頑丈な樹木は、必死で暴風に耐えたにもかかわらず、
まるで強引に掘り起こされたかのごとく、根から浮きあがるようにして,あちこちで倒れています。

クイーンズランド庭園のユーカリの類は、成長が早いかわりにもろいので、
予期したとおり、かなりのダメージを受けています。
そのそばの、池の入り江にある美しいラクウショウの木立も、
思わず目を覆いたくなるほどの、痛ましい光景…。






谷になった水生花園のあたりは、被害が少ないように思えたものの、
やっぱり…太い腕を引きちぎられたような老木が、すぐに目に入りました。



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メインの散歩道は、倒木や枝やおびただしい数の落ち葉はすでに片づけられていますが、
一歩奥へはいると台風の爪痕を目の当たりにし、心が悲しみ満たされました。

どの木も、ここまで大きくなるのにずいぶん年月を要したはず…。
地震のあとすぐに豪雨に遭い、そして今回の容赦のない台風に、あっけなく倒されてしまったのです。
加えて、長期にわたる猛暑のせいで、ほとんどの樹々がすっかり弱っています。
立てつづく自然災害で公園が被った痛手は、決して小さくありません。
(公園の管理スタッフの方々のお気持ち、お察しします)



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地球の気候変動のせいで、今後、この夏のような極端な自然現象が常態化すれば、
木は大きくなるまで育ちにくくなり、あるいは、倒木で被害の出そうな大きな木の植栽は、
最初から避けられるようになるかもしれません。

いまの生活をつづけることを優先するあまり、危機感を持てず、
手遅れにならないと気づこうとしない愚かさを知りながら、
あらためて、人間の無力さに言葉を失いました。










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by life_at_parkside | 2018-09-07 23:11 | woodlands | Trackback | Comments(0)