たけなわな春の花木
2019年 04月 21日
春たけなわ。
どうにもこうにも開花を追うのにいそがしすぎて困ってしまうのがこの季節です。
ライラック(紫丁香花)はあっという間に咲き、
藤棚ではもうフジ(藤)が咲いています。
先月のまだ寒い時期から花をつけていたヤマツツジ(山躑躅)は満開。
赤やピンクのツツジ(躑躅)も遅れまいと、咲き急いでいるようです。
花木園ではカリン(花梨)がいっせいに花を開いたいっぽうで、
ハナカイドウ(花海棠)の可憐な花はすでに枯れ始め、
見ごろの長かったボケ(木瓜)もそろそろ終わり…。
池に沿った園路で咲くヤマブキ(山吹)には、八重と一重があり、
歩いているとき、黄色の花と緑の葉の鮮やかなコントラストが目を惹きます。
色とりどりの、春の花木たち。
百花繚乱のなか、爽やかな純白で勝負する花も。
たとえば、初夏に赤い実のなるジューンベリー(アメリカザイフリボク 采振り木)が、
コテージガーデンとその周りで咲いています(とはいえ、ほとんど終わり)。
地味ながらも小さくて愛らしいドウダンツツジ(灯台躑躅)はいまが見ごろ。
先週は、白いハナミズキ(花水木)も咲きました。
花木園には、雪よりも白いリキュウバイ(利休梅)の優雅さに見とれ、
しばし佇む人の姿が…。
そんな春の花の美しさに勝るとも劣らないのが、新緑。
ウメ(梅)にスモモ(李)にベニバスモモ(紅葉李)と、
生えそろった若葉がまぶしい季節です。
by life_at_parkside
| 2019-04-21 15:30
| woodlands
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