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冬の赤い実:山茱萸と楷樹

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小春日和が長くつづいていましたが、
今朝は気温も氷点下となり、ついに真冬の到来です。
思えば、今年も残るところもう2週間しかないのですから、
冬の寒さになるのはあたりまえ?

きょう、寒さのなかで公園を歩いたとき、
いつのまにか冬の景色になっていることに、
あらためて驚かされました。
スポーツ施設に接する植えこみでそびえるメタセコイヤも、
おおかた針を落としています。
その下では、サンシュユ(山茱萸)の赤い実が、
冬らしさを添えています。
サンシュユの実はほとんど落ちることがないので、
これから数か月のあいだ、目を愉しませてくれることでしょう。

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赤い実といえば、
先日、紅葉をたしかめようと王仁公園を音ずれたときに、
伝王仁墓まで足をのばしました。

博士王仁墳の石碑のあるほうに向かっていくと
敷地内に無数の赤い実が目にはいり、
もの珍しさから思わず拾ってしまいました。
見あげると、背の高い木がたくさん赤い実をつけていて、
風が吹くたびに赤い実が落ちてきます。

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山田池公園でもその付近でも、見かけたことのない木です。
百済門や友好館のあるあたりにもう1本植わっていて、
千字文と論語の碑のうえにも周囲にも落ちています。
可愛いので、手にもてるだけ拾って帰りました。

葉の形からして、これがナナカマド(七竈)の実?
そう思いながら帰宅しましたが、
調べると、実のつき方や色がどうもちがうようです。
その後、数日たってからカイノキ(楷樹)と判明。
似ていたけれど、ナナカマドはバラ科で、
このカイノキはハゼとおなじウルシ科。
あの美味しいピスタチオとも、お仲間でした。

もしカイノキが実が食用になるのなら、
毎秋、いちばんに拾いにいくのですが。
でも、枯れるまでの数日間、部屋に飾って眺めていたので、
観賞用としてじゅうぶん、利用させてもらいましたか…(笑)。

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by life_at_parkside | 2020-12-17 17:52 | woodlands | Trackback | Comments(0)

山田池公園・花鳥風月ダイアリー


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